誰にも好かれ、愛される普遍的な美しさというものがきっとあるし、男性の誰からも『美しい」と思われる女性の魅力というものはあると思う。
もちろん、ココでいう女性の美しさとは、顔立ちや容姿のコトではなく内面の美しさのコトです。 それは、その人の言葉やふるまいに表れてくる。 それが顔立ち、表情に影響を与えるコトもあるのです。
さて、女性の普遍的な美しさ、魅力とはどういうものか。 いくつか列挙してみましょう。
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@他人の好かれようとして無理をしていない人
(別の言い方をすると「自然にふるまえる人」)
A自分を好きな人 (プラス指向の人)
B人間らしい人 (完璧であろうとしない人)
C喜怒哀楽を素直に表現できる人 (『人間らしい人」に通じる)
D他人の話を聞く耳を持っている人 (自己主張ばかりしない人)
E自分を語れる人
(この人から何かを学び、心を開いた付き合いができると感じさせる人)
F深さが感じられる人 (もっと知りたい、近づきたいと思わせる人)
G過ちを認め、誤れる人
(素直さや謙虚さがあり、自分自身にも素直になれる人)
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こういった魅力は、あえていえば「人間としての魅力」であると同時にそれは、女性としての魅力でもあるのです。
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自分の魅力を上手に伸ばす人、台無しにする人
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上記で述べた魅力のうち、Gについて、もう少し詳しく考えてみたい。
「過ちを認め、誤れる人」
他人の過ちをすぐに指摘し、それを責めるが自分の過ちはなかなか認めないという人がいる。 認めないのだから謝りもしない。
そういう人の心の中には、自己防衛が働いている。 どこかで自分の非を感じてはいるが、それを認めてしまうと自分の価値が崩れてしまうと考えているから、認められない。 また、自分には過ちがないと思い込んでいる、完璧主義者である場合もある。 つまり、傲慢な人なのだ。
そういう自己防衛の壁が厚かったり、傲慢だったりする人は、どんなに長所があっても
台無しである。 変化し、成長したいという思いがないから進歩がなく、むしろどんどんかたくなになっていくコトが予想されるため、魅力を感じられない。 それどころか、避けたくなる衝動に駆られるし少なくとも、そういう人と関係を続ける価値さえ感じない。
そうでなく、自分の不完全さを認められる人、自省する心の余裕がある人、自分が振り返るコトを拒まない人は、成長ができるのである。 そして、そういう人とかかわることによって、自分も人間的に成長できるだろうという期待感が生まれるし、そういう人とともに過ごす楽しさを感じる。
そういう人こそが、“魅力ある人”なのではないだろうか。
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